特定非営利活動法人 青年をサポートする会|自立援助ホーム「楓の家」

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楓の家について

思いやる心を育て、地域と共生する暮らしの実現を目指す。

これが私たちの理念です。
楓の花言葉は「美しい変化」 「大切な思い出」で す。 楓の葉が季節を重ね、もみじ色に変化をするように自分らしく成長してほしい。そして楓が種子を風に乗せて飛ばすように子どもたちを地域社会に送り出し、安心して過ごせるように見守り続けたい、そんな想いをもって子どもたちと歩んでいきます。 楓の家の生活が子どもたちにとって大切な思い出になるように祈っています。

家庭に代わる安心の居場所

私たち「青年をサポートする会」は、2025年4月に小平市で自立援助ホーム「楓の家」を開設しました。対象は、おおむね15歳から22歳までの若者たちです。中学校卒業後に家庭で過ごすことが難しくなった子どもや、児童養護施設を出て自立しなければならない若者たちに、家庭に代わる安心できる場を提供しています。ここでは、職員とともに生活しながら、社会人としての自立に必要な力を身につけることができます。

暮らしの中で育まれる自立の力

「楓の家」では、家庭的な雰囲気を大切にしています。日常の生活を職員と共に送りながら、あいさつや規則正しい生活リズムを身につけ、就労や就学へと取り組んでいきます。また、毎月の収入から利用料や貯金を納め、残りを小遣いとしてやり繰りすることで、金銭管理の力も自然と養われます。こうした経験は、単なる知識や訓練では得られない「生きる力」となり、将来社会に出る際の大きな支えとなります。